10月11日(月) 美波町のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 第一弾。

今年は各地からアオリ好調の声が聞こえる。

猛暑のため海水温が高かったせいか

台風が来なかったので新子が飛ばされずにすんだせいか

諸説あるが,絶対数が多いということは 我々釣り師にとってはうれしいこと。



日和佐方面の沖アオリも例年より早く釣れだしたようで,

例年より早く 今日が開幕戦。


急遽出撃が決まったにもかかわらず

アオリマスターズの面々が集まった。

このメンバーなら やってくれるでしょう。

一人10杯ノルマでいきましょう。


6時 出船。



まずは弾の小アジを仕入れる。

今日は兄弟船でアオリを狙う。



「水タモ 1杯でいい?」

と言われたが 活性が高そうなので終盤に弾切れの憂き目にならないように

独断で2杯 お願いした。

この選択が 吉と出るか…



まずは港の前の魚礁周辺から。

アオリが居れば 即 抱きにくるはず…


この時期のアオリは おバカです。

学習スキルが不足しているのか,エサを見たらすぐに飛びついてくる。

掛けられるかどうかは釣り人の技量にかかってくるが,アタリは多いはず。


案の定となりのK氏 釣り開始 即 底取り後3秒後にはアオリを掛けている。


私も一瞬遅れを取ったが,5秒後に掛けた。

久しぶりの感触。



胴長20cm強ながら アオリの感触を思い出す1杯。


アオリ釣りはほかの釣りと違って アタリがあってから合わせてもまず掛からない。

アオリがアジを抱きかかえホバリングしているわずかな間に海中の様子をラインや竿先を通して察知し

一瞬の合わせのタイミングを逃さずに掛け合わせることができるか それが全てと言っても過言ではない。

これが分かって できるようになるまで3年掛かりました。(嘘)



最初のポイントで3杯キャッチして 開幕ダッシュに成功。


漁場を変えながら,ポツポツと拾い釣り。



他の方々も順調に釣果を伸ばしている。

平均サイズは胴長20〜25cm。



5杯目。

ここまで5打数5安打。

珍しくここまでバラシなし。

水深はどんどん深くなり 40〜50m



10杯目。

ここから突如スランプに。

7連続バラシ&フッキングせず。

掛かりだしたら止まらないが はずしだしても止まらない。


何とかペースを取り戻し ぽつぽつ追加。



釣ったアオリを船に見立てて

各自が自分の釣り座に当たる部分のエンベラに切り目を入れる。

今回 私は左舷ミヨシなので左上にマーキング。

こうしておけば,一つのイケスに放り込んでも あとで誰が釣ったアオリかが分かる。

ただし,アオリを裏返したままマーキングすると

別の方のものとなってしまうので 間違わないように。




12時までに14杯。

予定外のうれしい誤算。



午後から港の前に帰ってきた。

すでに船中50杯ほど。


なかにはこんなヤツまで…



ショアエギングで釣れるコロッケサイズが…


水深60m。

シオらしきアタリが頻発し 仕掛けを切られること3回。

ハリスが細いのでラインを止めたら切られるし,

ラインを出したら魚礁や根に持って行かれる。


今日は飲ませサビキやジギング 一本針の飲ませ釣り仕掛けも持ってきているが

アオリ一本勝負と決めているので何発切られても 魚は相手にしない。



日が傾き 岸よりのポイントへ。

一時の爆発力はないものの ここでも数杯追加。



最後にまた港の前の浅場の魚礁ポイントへ戻ってきた。

ここでも ぽつぽつとヒット。



最後の流しの この1杯で 20杯はクリアできた感じ。


17時 終了。


イケマの中は アオリ アオリ アオリ … 凄い数のアオリがいる。



記念撮影後はマーキングをもとに仕分け作業。


自己申告によれば みんなで84杯?

全員ノルマ達成 2桁安打の推定水揚げ高30kg以上。


エサ2杯買っておいてよかった…



私の釣果 バケツに山盛り一杯の23杯。

水揚げ高8.2kg。


私は大きいアオリが釣れなかったが,

アオリマスターズのみなさん各自胴長25〜27cmの良型混じり。


開幕戦でいきなり一船の記録(84杯)と自己記録(23杯)ダブル更新。

潮が流れていた(←これが最も重要かと)のがよかったようで,

次回以降 釣れる保証はないものの,今年のアオリは熱そうだ。

期待して いいかも?



本日の釣果 アオリイカ 胴長〜24cm 23杯。